泳いでいるか湖底の若芽 兆し舟 偶然の磁場
🎴《詠游色紙》
📜 詠游短歌:今朝の星詠 R07/08/13
泡の紋あわててすくうおやゆびに画面の皮膚がつるんとすべる
🗒️ 響詠メモ:
感想としては──
「泡紋」の質感と動きが、一首全体にうまく染み込んでますね。
**“あわててすくう”のスピード感と、“つるんとすべる”**の質感の落差が、
視覚・触覚・時間の三層で効いてます。
短歌の中で「泡→指先→画面」と三段階の映像が連鎖するのも鮮やか。