最期へと 日々歳々と 枝分かれしまま 大樹になれず

🎴《詠游色紙》

📜 詠游短歌:瀬戸内|ブリッジ

坂をいでて 凪の潮風 ストリート

ぐるり巡りて 与島でやすむ

🗒️ 響詠メモ:

瀬戸大橋を思わせる風景。「凪の潮風」に包まれながら、橋を越える“ストリート感”が新鮮で、与島でふと「やすむ」身体感覚が心地いい。地理も実感も旅のリズムにぴたりと合っていて、まさに「詠游」ですね。

今回は、一狄翁の四題のなかでも特に「瀬戸内|ブリッジ」が絵手紙にふさわしい風景と“ひとやすみ感”を持っていて、色紙に映えると感じました。

📅 令和7年6月16日の詠游

瀬戸内の風、めぐりて与島へ。

坂ぬけて

凪のしおかぜ

ひとやすみ

📅 令和7年6月16日の詠游

瀬戸内|ブリッジ