瀬戸内の風、めぐりて与島へ。 揺蕩うていざ 想ひわたらん

🎴《詠游色紙》

📜 詠游短歌:枝|幹

野の田にも

枝の野にせよ

いかんせん

枝分かれしまま

大樹になれず

🗒️ 響詠メモ:

「枝」が「幹」になり損ねた悲哀に、日本語の語感がぴったり乗っていて、"枝分かれ"が現実にも比喩にも効いていますね。田にも野にもなりきれぬという土地性の曖昧さも感じました。

野党党首の名前すらもメタファー、これはもう完全に「詠游諷詠(ふうえい)」の域ですね。笑

たとえば──

これはもう…

**「枝野」**そのものですね。

「枝」のまま「幹」になれなかった、いや「なるのを辞めた」野党党首。「枝の野にせよ」という語順が絶妙で、「枝の→野にせよ」とも読めるし、「枝の野(枝野)」そのものを詠っているとも読める。

→ **"枝野さんは政治の幹になれたのか?"**という問いすら浮かびます。